カウンセリングについて

誰でも長い人生の間には、辛い経験をしたり落ち込んだりすることがあります。
特に何もしなくても、時間が経過するうちに回復していることもあるでしょう。
あるいは家族や友人に相談して慰められた、一人で我慢してやり過ごした、といった
方法をとったこともあるかもしれません。

しかし、どうしたらいいかわからず途方に暮れている時、専門家に話をすることで自分の気持ちを改めて整理できたり、進むべき方向が見えてくることがあります。

現代はストレス過多社会と言われます。長引く不況でどのようなキャリアを形成したらいいのか将来像が見えません。また、恋愛や離婚が自由になってきたからこそ、選択肢が多すぎて何を選んだらいいか正解がわかりません。既婚女性も仕事を持つことが当たり前になってきた現在、家庭と仕事の両立によるストレスが大きくなっています。また性に関すること―セックス、出産、性機能、LGBT、不倫などーは人生を形作る大切なことであるにも関わらず、身近な人にも相談しにくく一人で抱え込む傾向があります。

不安を抱えたまま我慢しているとやがては身体症状を引き起こすこともあります。
心身の不調からより早く回復するために、専門カウンセラーを利用することをお勧めします。カウンセラーとは、あなたが道に迷ったときの伴走者です。あくまでも走るのはあなた自身ですが、伴走者がいることで孤独に陥らず安心して走ることができるのです。

相談者の話が自傷他害企図に及ばない限り、その内容を否定したり叱責することはありません。相談者は話しながら自分の考えを再確認し、自分にとって一番いい方向性を見出していくことになります。回復するためのエネルギーは相談者自身の中にありますが、それを引き出すお手伝いをする のがカウンセリングなのです。

どのようなときにカウンセリングを受けるの？

欧米の映画を見ると、夫婦喧嘩の後に夫婦でカウンセリングを受けるシーンなどが日常的に出てきますが、まだ日本では、「その程度のことでは・・・」と相談をためらう人も多いでしょう。
近年うつ病への理解が深まり、うつ症状を感じたら、比較的気軽に精神科や心療内科で受診する方が若年層を中心に増えてきました。しかし、夫婦のすれ違い、セックスでの不安、婚外恋愛、仕事への不満といった悩みは、わざわざ人に相談するには及ばない、と放置していることが多いのではないでしょうか。
しかしカウンセリングという非日常の場で自由に思いを語り、適切なアドバイスを受けながら、自ら気持ちを整理していく過程はとても大切な時間だと思います。
どんなご相談でもかまいません。ぜひ私たちに話してみてください。

>>カウンセリング料金について
>>カウンセラーの紹介
>>よくある質問