夫への怒りには原因がある

 

夫への不満の原因は不均衡な家事労働にある

夫婦関係の相談をしている妻は、ケンカの描写をする時によくこんな話をします。

「きっかけは覚えてないくらい些細なことだったんです」
「でもその時イライラしていたので、ついキツい責めるような言い方になりました。すると夫もカッときて、強く言い返してきました」
「売り言葉に買い言葉でエスカレートしたんです」

ではどうしてその時イライラしていたのかを聞くと、最近多いのが「共働きによる疲れ」なのです。

現在、夫婦がいる世帯の6割は共働きです。
かつて多くの30代女性は仕事を辞めて家事育児に専念していましたが、近年は子育て期も働く女性が増えています。

しかし働く女性が家事を夫と折半しているかというとそうではありません。
残業が多いというやむを得ぬ事情もあるとはいえ、日本男性の家事分担率は先進国で最下位で、女性の家事労働時間の5分の1となっています。
その上「キャラ弁」が流行ったり、おかずの「手作り信仰」がまだ根強くあるために、日本女性は毎日の食事作りに相当時間を取られています。

 

実はケンカの原因は、この男女不均衡な家事労働の負担が根底にあることが多いのです。

 

家事育児をしない夫にイライラ

ケンカの状況を聞いていると、ケンカが始まる前にすでに夫への不満を感じていたことがわかります。
典型的な例を挙げると・・・

5時半に会社を飛び出して、何とか6時ギリギリに保育園のお迎えに間に合いました。
スーパーで買い物をして帰宅したら、たまたま残業がなかった夫がすでに帰っていました。
「洗濯物を取り込んでおいたよ」と言われたので一応「ありがとう」と答えましたが、ソファの上に置いてあるだけでたたんでもいません。
”たたむところまでやって取り込んだと言えるんじゃないの?”と思ったものの、文句をこらえて台所に向かいました。
接客業のため一日中立ちっぱなしで足がだるいのですが、早く食事の支度をしなければいけないのでひと休みもせずに料理を始めたのです。

夫はソファに寝転がってニュースを見ていました。
夫が3本目の缶ビールを取りに来た時私は、
「そんなにお酒ばっかり飲まないでよ。アル中なんじゃないの?」
と声を荒げてしまいました。

夫もムッとして、
「うるさいな、たかがビール3本だろう!」と言うので、
「毎日3本でもひと月にいくらになると思ってるの?タバコだって毎日1箱、体にも悪いしいいことなんて何もないのに、くだらない出費だよね?」
とまた嫌味を言ってしまいました。

夫も反撃してきて、
「たかが酒とタバコだろ。キャバクラに行ってるわけじゃなし。大体お金のことを言うなら、おまえの奨学金の返済がまだ残ってるのが家計を圧迫してる原因じゃないか」
と聞き捨てならないことを言い出しました。

こんな風に、お互いを嫌な思いにする不毛な言い争いをしてしまうのです・・・

 

怒りが湧くのは期待が裏切られたから

怒りの感情は、こうあるべきという予測や期待が裏切られた時に湧くと言われます。

仕事と家事育児で疲れている妻が夫に期待するのは、半々とは言わないまでも、夫がある程度の家事を負担してくれることです。

ところが妻の苦労も知らず、帰宅後は王様になってゴロゴロしている夫が若い世代にもいるのです。
そのことに対する失望と不満が妻の胸に渦巻いています。
”どうして私だけがこんなに苦労しなきゃいけないの?”と。

もともと不満が腹の底からせりあがってきている時なので、些細な夫の言動につい、いちゃもんをつけてしまう、というわけです。

 

不満をすり替えない

このようなケンカの問題は、怒りの本来の原因とは違うことで相手を非難していることです。

本当は「もっと家事育児に参加してほしい」という不満だったのに、目先の夫の行動を取り上げて、「お酒を飲みすぎる」「タバコを吸う」ということに文句を言っています。
夫も、妻の責める口調がうっとうしかっただけなのに、妻の奨学金返済に関して嫌味を言っています。

これらは本来の争点ではありません。
なのに、相手を傷つけてやりこめようと別の問題点を持ち出し、その結果お互いの怒りが増幅して止まらなくなってしまっています。

こんなケンカをなくすためには、自分の怒りの原因に気づいていることが大切です。
そして、その原因に対しての自分の気持ちきちんと夫に伝えることです。

 

アイ・メッセージで希望を伝える

上記のケースでは、夫が洗濯物をたたんでいないことにイラッときたのが発端でした。

それなら怒りを押し込めてしまわずに、その時に夫にきちんと伝えましょう。
ただし夫を非難するのではなく、気持ちを素直に伝えるアイ・メッセージを使います。

度々紹介してきましたが、アイ・メッセージとは、相手を責めずに自分の気持ちを伝える話法です。
コツは、

・主語を「私」にすること
・述語は自分の気持ちを表す形容詞にすること

「私は嬉しい」「私は寂しい」といった言い方です。

夫に洗濯物をたたんでほしいのであれば、とりあえず取り込んでくれたことを評価して、
「洗濯物を取り込んでくれてたんだね、ありがとう」
とお礼を言いつつ、
「今時間ある?なら、たたんでしまっておいてくれると嬉しいな」
と自分の希望を伝えます。
内心では”そのくらいやって当然でしょう”と思っていたとしても、とりあえずやってくれたことを前向きに評価すれば、夫も嫌な気持ちにはなりません。
「ああ、そのくらいならやるよ」
と腰を上げると思います。

この程度では、妻の側の過剰な負担はたいして軽減されませんが、少しずつ積み重ねていくことで夫を変えていくこともできるでしょう。
そうすることで、自分だけ損をしているという不満が薄れていくと思います。

大切なことは、

・怒りには原因がある
・その原因だけを取り上げて改善を試みる
・希望を伝える時はアイ・メッセージを使う

ということです。
ぜひ試してみてくださいね。

 

 

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