夫の生前の浮気を知ってしまったら

 

パートナーの浮気が発覚した。
老若男女問わずショックです。
驚きの後に湧いてくるのは裏切られた怒りと悲しみ。
その次にやってくるのは、将来への不安でしょうか。
離婚するべきか。別れさせてやり直すべきか。別れさせたとしても許せるのか。
一度壊れた関係を完全に修復させることなどできるものなのか。

その後の経過は人それぞれです。
子どものためにと目をつぶって我慢することを選ぶ人、離婚に向けて準備を進める人、復讐心で自分も浮気をする人。
どんな道を選ぼうと自分が納得できればいいのですが、怒りのやり場がないケースもあります。
それは夫の死後に浮気を知った場合です。

夫の遺品整理をしていて彼女からの手紙を見つけた、というパターンは昔からあったと思いますが、最近はパソコンやスマホでのやり取りを見つけることが多いようです。
不慮の死を知らない浮気相手からの度重なる着信で気づいたという方もいました。

 

仲のいい夫婦でも秘密の一つや二つはあるものです。
相手が知られたくないだろうことは自分も知りたくないから、と見ないことができればいいのですが、ネットバンクの貯蓄額、株や仮想通貨など生前に聞いていなかった場合は、業者に頼んででもチェックする必要に迫られます。
そのついでにメールやラインの履歴を見てしまうことは十分あり得ます。

 

夫の死後に裏切りを知った

Rさん(48)の同い年の夫は結婚20年目にくも膜下出血であっという間に亡くなりました。
仲良し夫婦だっただけに、いきなり逝かれた悲しみでしばらく茫然としていたそうです。

相続等の手続を終えやっと遺品の整理に手をつけたのは夫の死から半年後でした。
意外にもパソコンやスマホはパスコードなしに開くことができました。
Rさんが人のプライベートを詮索するタイプでないことに安心していたのかもしれません。
しかし何気なく読んだラインにRさんは驚愕しました。
夫には10年来の愛人がいたのでした。

そこには不思議なほど無防備に彼女との交歓が残されていました。
甘い愛のささやき、時には卑猥な言葉、旅先での写真、贈り合ったプレゼントの感想。
見れば見るほどもっと傷ついていくのがわかりながら、最後まで止めることができなかったそうです。
彼女が以前夫の会社に来ていた15歳も年下の派遣社員であることもわかりました。

Rさんを襲ったのは激しい怒りでした。
夫に詰め寄り殴りかかりたい思いです。しかし夫はもういない、それが辛いのでした。
「どんなに責めたくても責める相手がいないことがこんなに腹立たしいものだとは思わなかった」と怒りに声を震わせていました。

 

怒りはとことん吐き出そう

Rさんがカウンセリングを受けた目的は「相手の女性に慰謝料を求めたい私は間違っているのか確かめたかった」ということでした。

パートナーの死後でも不倫相手に慰謝料を請求する権利はありますが、法的な手続きの詳細は弁護士相談を利用するよう伝えました。
ただRさんの問題は請求権の有無ではなく、”そんなことを考える惨めな自分が許せない”ということなのでした。

Rさんに今必要なのは怒りを吐き出す場です。
このことは中学生の娘にも親にも友達にも話していません。今更死者に鞭打つのをかわいそうに思うのと、長年裏切られていたのに気づかなかった自分の愚かさをさらすことを恥じる気持ちからでした。
しかし自分の中に怒りをためて我慢しているといつまでも苦しいままです。
怒りはひとまず吐き出さないと次のステップに進めません。

本当に信頼できる、受け止めて聞いてくれる人がいればその人に甘えましょう。
そういう人はいないという場合はカウンセラーを利用していただきたいと思います。
家族や友人は一緒に怒ったり泣いたりしてくれて心強くはありますが、どうしても感情的になるので冷静な判断をしたい場合は第三者の意見を聞いてください。

人に話したくはない、1人で何とかしたいというのであれば、「一人芝居」で怒りをぶつけてみましょう。
サンドバッグ代わりに枕やクッションなど壊れない物を殴ったり投げつけたりする。
目の前の椅子に相手が座っているつもりになって大声で罵る(ご近所迷惑にならない程度に、ですが・・・)
空間に話しかけるなんてバカバカしい、なんだか恥ずかしいと思うかもしれませんが、少し気持ちを切り替えて役者になって声に出してみると、自分の声を自分が聞くことで意外と気持ちが落ち着いたり整理できてくるという効果があるものです。

私はRさんに「相手女性に慰謝料を請求することで少しでもスッキリして前に進める気がするのなら、それもいいと思いますよ。妻として当然の権利だし惨めと思うことは全くありません。相手女性に恨みや憎しみを感じるのは当たり前。抑えなくていいんですよ」
ということを伝えました。
Rさんはしばらく迷っていましたが、「相手のことを知らないとモヤモヤしたままなのでコンタクトを取りたいと思います」と言って弁護士相談に進みました。

 

慰謝料請求で気持ちが落ち着いた

3か月位経ってRさんが報告をしてくれました。
お互い弁護士を立てて慰謝料の支払いについて話したそうです。
相手女性はすでに転職していましたが収入が少なく、100万円一括は難しいので月に3万円ずつ分割で、ということになりました。
完済するまでずいぶん時間がかかりますが、お金が目的ではないのでそれは構わないとのこと。

Rさんは、
「直接会ってはいないのですが、彼女は真摯に反省していたと弁護士さんに聞きました。貧しい親に仕送りもしているそうで生活はギリギリみたいです。夫を金銭的に利用していたのだとしたら許せなくはあるのですが、年上の夫が彼女を息抜きに利用していた面もあるのだろうし・・・喧嘩両成敗と言いますが、不倫も両成敗ですよね。完済するまでの3年間、彼女が私を傷つけたことを反省する時間になってもらえればいいと思います」
とだいぶ落ち着いた様子で語ってくれました。

浮気された怒りが向かう先はパートナーと浮気相手両方になりますが、パートナー本人がいない場合は相手に向けるしかありません。
でも人間は、意外と人を憎み切ることができないものです。
少し時間が経って落ち着いてくると、相手だけが悪いわけではないな、と思えるようになったり、”過去を振り返って時間をムダにするのは自分がもったいない”と切り捨てられるようになったりします。

まずは思い切り怒る。怒りを出し切ったら、自分がスッキリ納得できる方法を考える。そしてそれを済ませたら、これから自分が幸せになるために何をしようか、と前を向いていく。
これが理想的な道程なのだと思います。

 

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