好きなことをキャリアにする

 

いま、日本人として初めてアカデミー賞のメーキャップ&ヘアスタイリング賞を受賞した
辻一弘氏の話題で持ち切りです。

過去のインタビューが今朝のニュースで流れていました。

辻氏いわく、
「18歳以上でやりたいことがあるなら、絶対に他の人の言うことを聞いてはいけない」

また他のインタビューでは、
「熱意の有無は、単にそれが好きなのか、それとも好きで好きでしょうがないのかの違い。
単に好きなだけの場合は、どこかに所属して、人に使われる身で終わる可能性が高い。
好きで好きでしょうがない場合は、体が勝手に動いて、自分に最適な居場所を見つける行動に出ているような気がします」
とも。

 

深く感銘を受ける言葉です。
キャリアカウンセリングの参考になるなあと感じました。
そしてこの言葉を聞いて、久保田利伸氏を思い出しました。

R&Bの久保田利伸氏は私と同い年です。
特に詳しいわけではないのですが、ある雑誌で 彼が言っていた言葉がとても印象的でした。

「N.Y.に渡って演りたいって思いは、何年も前からあったんです。
で、何も考えずに行くぞ!って踏み切った時の勇気と勢い、
その瞬間は後から考えると自分でも美しいと思います。」
(R25、2006年)

美しい、という単語が胸を打ちました。
損得や保身に走らず、ただやりたいことをやろうと決めた 人生の美学を感じたからです。

何が成功か失敗かは、人生の最後にならないとわからないものです。
すぐに結果が出なくても、あるいは一生結果という形にならなかったとしても、
その経過がワクワクする楽しいものであったなら、費やした時間と金銭は
お楽しみ代といえるのかもしれません。

といってもハタから見て明らかに失敗と思われる決断をした者は、ただのバカと言われることでしょう。
直観で決めた結婚を全うできなかったり、安定した職場に定年までいることができなかったりした私は周りをずいぶんと心配させたことでした。

ただ、私が前職を辞めたのは自分なりに美しい決断だったと思っています。

それなりの収入とリストラに遭わないだろう安定した環境、
良好な人間関係、決して嫌ではない職種。
しかもあと2年ほど勤めれば退職後もずっとディスカウントの航空券を発行してもらえるというメリット。

正直、もう少し頑張って航空券を・・・というセコい考えも多少はあったのですが、
何よりも少しでも早いうちにカウンセリングの勉強を始めないと、という焦りがありました。
すでに中年となり、学生時代から学んでいる人に較べたら遥かに後れをとっているのだから、
躊躇している時間はありませんでした。

意外にもそれほど家族の反対を受けず、円満退職を果たせたことは周りに感謝です。
もちろんこの仕事でこの先ずっとやっていけるかなんて、先のことはわかりませんが、
あの時の決断には一抹の後悔もありません。

多分誰の人生にも何回か決断の時が訪れることでしょう。
しかし心の声に従ってスパッと美しく決めれば、
それほど間違ったことにはならないと私は思うのです。

 

性のお悩み解決方法LINEで配信中

セックスレスの解決策、パートナーの浮気の解決法や浮気防止策などの情報をLINE@で配信しています。 誰にも知られずコッソリ、解決法を知ることができます。 LINE@の登録コチラから



カウンセリング受付

セックスレス・セックス・性機能・パラフィリア(性癖)・夫婦不和・離婚などの悩みを改善しています。 セックスレスや夫の浮気のご相談の依頼をたくさんいただいています。 電話・スカイプ・対面でのカウンセリングを行っています。

カウンセリングのお申込みはコチラから >>カウンセリング料金について >>カウンセラーの紹介 >>よくある質問