EDスパイラルから抜け出すには
年代を問わないED相談
男性からの性の相談で5本の指に入るのがEDです。
しかし人生で1回も勃ったことがないという方にお目にかかったことはありません。
また、1人でするのなら全然問題ない、とほぼすべての男性が言います。
中高年なら老化による衰えや生活習慣病が原因の可能性もあります。
しかし若年層はほとんどが心因性です。
若いだけに、一度EDになったショックが尾を引いてしまうのです。
若年EDの典型的なケースをご紹介します。
(ご相談内容は個人が特定できないよう変更を加えてあります)
ED解消にムキになって悪循環に・・・
Eさん(30)は人の目を見て話すことができない内気そうな、まるで学生のように幼く見える方でした。女性と話すのが苦手でこれまで交際経験がない、いわゆる”素人童貞”です。
風俗は5年くらい前から利用しています。初体験は緊張して勃たなかったものの、少し慣れてからは挿入後数分で射精できるようになりました。
ところが1年ほど前たまたま中折れしたのをきっかけに、毎回挿入前に中折れする癖がついてしまいました。予期不安による悪循環だと本人もわかっていたので、“1回うまくいけばこの悪循環を断ち切れるはず”と思い、貯金をはたいてでも治す!と決意して毎週末にソープに行くことにしました。
ところが毎回うまくいかず、焦ってきたEさんは有休を半月分とって、家で体を休めてはソープに行くことを繰り返しました。半月でなんと8回も行ったそうです。
なるべくかわいくサービスのいい女性がいるところを、と高級ソープを選んだため、これだけで50万円を使い果たしてしまったのでした。
ムキになって通った結果は結局ダメでした。
Eさん「何が悪いのかわかりません。体調を整えたり、不安にならないようリラックスを心がけたり、最近ではバイアグラを飲むことさえしているのに・・・僕は病気なのでしょうか?このまま一生できないのではないでしょうか?」
とどんどん悪い想像が膨らみ、抑えていた感情が溢れ出して号泣してしまいました。
相手女性への好意が原因?
ED治療薬は性器への血流を良くするものなので、焦りから脳自体が興奮できない場合は効果が出ないこともあります。きっとEさんは自分ではリラックスしているつもりでも、“今度こそは!”という悲壮な覚悟と期待のせいで、脳が冷めてしまっていたのでしょう。
「僕は男性失格です。もう死んでしまいたい」
とまで思い詰めうつ状態と思われました。
まずはEさんの状況を把握しようと、中折れが始まった時の体調や状況を聞きましたが特にいつもと変わらず心当たりはないとのことでした。
しかし相手女性について思い出したことがありました。
Eさん「その頃はいつも好みの同じ子を指名していました。そういえばEDになる前の時に、彼女と音楽の好みが同じことがわかり、いつか一緒にコンサートに行こうと話していたのです。単なるリップサービスかもしれませんが、彼女との関係が少しプライベートな感じになったことで、彼女の存在を意識したことは確かです」
潮「ちょっと恋人みたいな気分になったことで気負ってしまい、それが緊張感につながったのかもしれませんね。風俗で割り切って遊んでいるつもりでも、Eさんは優しい方だからつい気持ちが入ってしまう。でもそれはEさんのいいところでもあると思いますよ。」
と労いながら、次のようなアドバイスをしました。
ロマンチックな男性にはよくあること
これはよくあることでEさんが特別なのではありません。
特にセックスにロマンチックな要素を求める人、繊細な人はたった一度の失敗も引きずりやすいものです。メンタルが原因の場合は、ちょっとしたきっかけで好転することも多いので、まずはあまり心配しないでいただきたいと思います。
風俗の女性に教えてもらう
最近はカウンセラー的な風俗の女性も増えています。
現場で、悩みを抱えているお客さんの相談に乗っているという話を聞くので、そういうお店に行ってベテランの方に教わるのもいいでしょう。
ある風俗の方から、“必ず勃起させるノウハウがある”と聞いたこともあるし、試す価値はあると思います。
ブリッジ法を試す
”固くなったら急いで即挿入”というやり方をやめて、相手の女性に射出感がくるギリギリまで手や口で愛撫してもらい、いざ出そうになったらすぐに挿入します。
これを「ブリッジ法」といいます。女性の愛撫による「橋渡し」をしてもらうという意味です。
コンドームを着けている間に萎えるのが心配な方は、素早く装着してもらうようお願いしておきましょう。
興奮できるファンタジーを作っておく
こういうシチュエーションなら興奮できる、という脳内イメージを作っておきましょう。
そのファンタジーでマスターベーションを繰り返しして慣れておきます。
現実のセックスで女性を前にすると緊張する場合は、目を閉じてそのファンタジーを想起してみるといいでしょう。
リラックス法を身につける
もともとプレッシャーに弱い方は、悪いイメージが出てきた時にいいイメージで消すというリラックス方法を練習しておきましょう。
もっとも簡単かつ効果があるリラックス法は深呼吸ですが、その他何でも自分に合ったリラックス法を見つけておいてください。
肛門締めトレーニングを
また、定番のアドバイスではありますが、肛門締めトレーニングで性器回りの筋肉を鍛えることで、コントロール力がアップします。
ED、早漏、射精障害など、どんな悩みにも効果があるトレーニングなのでぜひ習慣として身につけておいてほしいと思います。
心因性EDは改善できる
Eさんのようなケースでは多くの方がいい結果を出しています。
たった1回の失敗から、この次もダメかもと不安になる→本当に失敗して落ち込む→次回に向けてさらに不安になる→また緊張して失敗する、というEDスパイラルに陥っているだけなのです。
自分がプレッシャーに弱い性格であることを自覚し、気持ちをうまく切り替えることです。
今回は風俗で練習されている方のケースでしたが、風俗で親身にサポートしてくれる女性を選ぶと落ち着いて練習できると思います。
心因性EDは気持ちを上手にコントロールすることで改善できるので、まずは今できることを試してみてください。
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