人は誰でも不倫するもの?
不倫報道に思う
今日はしみじみと不倫について考えています。
東出昌大の不倫、離婚危機が芸能ニュースでずっと流れているからです。
爽やかな夫婦だと好感を持っていただけになんだか残念な思いです。
不倫が発覚するとタレントの好感度が一気に下がります。
そのくらい世間は不倫に厳しいのです。
今回の不倫報道は「妻の妊娠中」「相手が10代の時から」「3年近く続いていた」という女性の逆鱗に触れる三重苦のため、かなりのバッシングになっているようです。
ネットでは、
「きれいな奥さんがいるのになんで?」
「失うものの大きさを考えなかったのだろうか」
という論調のコメントがたくさん出ています。
男性は昔から、
「どんなごちそうでも毎日食べたら飽きる。カレーが食べたくなる時もある」
というフレーズで浮気を説明してきたものですが、確かに妻の容姿や能力がどんなにすばらしくても、浮気をする人はします。
日常的に目の前にあるもののありがたみは忘れてしまいがちだということなのでしょう。
妻への劣等感から浮気する男性
スペックの高い妻への引け目から浮気をする夫もいます。
東大卒の研究員を妻に持つ40代の男性は、
「妻は決して威張ったり上から目線になったりせず、むしろ僕を陰から支えてくれるタイプです。でもこっちの勝手な思い込みなんだろうけど、腹の底では収入も学歴も劣る僕を憐れんでいるのではないかと感じることがあります。だから若くて物を知らない、素直で平凡な女性に惹かれました」
と言っていました。
彼は、貧しい家庭で育ち高校もいかずに弁当屋とコンビニを掛け持ちして働く20歳の女性と浮気をしていました。
「彼女といると自分が保護者というか、大きな存在になったような気がします。無条件で頼られている気がして、男としてのプライドが満足するのかもしれません」
とのことでした。
しかし結局彼女に恋人ができたことで不倫はあっけなく終わりました。
若くて無力で自分より格下に見えていた女性も時を経て成長していきます。その彼女は保護者面する男性が息苦しくなってきて、同年代で対等に人生を分かち合える恋人を選んだのだと思います。
その時は寛容な妻に許してもらい離婚は回避されたのですが、今頃はどうしているのでしょうか。
愛は4年で終わるのか
かつて「愛は4年で終わる」(ヘレン・フィッシャー著)がベストセラーになりました。
脳科学で分析すると、恋愛や快楽の感情に関わるドーパミンは3~4年で減少するためその時期にパートナーへの愛が薄れ、不倫や離婚をする人が多いとのことです。
動物行動学者の見解でも「人間も動物である以上、婚外交渉は種の保存のための理にかなった行動である」というし、人が不倫をするのは仕方ないことなのか、と思われます。
そうはいっても人間は高度に進化した動物で、理性や道徳や社会規範に則って生きる存在です。
意思の力で本能をコントロールできるはずではないか?
と考えるのももっともです。
不倫しない男性はこんな人
不倫は夫婦間の契約違反。正しくない行為であることは明白です。
しかしこの世から撲滅できるかといえば無理でしょう。
不倫経験者がどのくらいいるのか、この手の統計は回答者が偏ることが多いのでよくわかりません。
ただカウンセリング来談者の主要なテーマであることは確かです。
そのせいか、私はどうも不倫に関しては「性悪説」になっています。
「人間は機会があれば不倫するもの」という前提のもと、不倫をしない、させないためにはどのようなことに気をつけ、どんな夫婦関係作りをすればいいのかを考えていくしかないと思っています。
もちろん不倫とは無縁な男性もいます。
不倫の危険が少ない男性の特徴を挙げると、
もともと性欲が弱い。
穏やかな生活を好み、好奇心や冒険心があまりない。
子どもが大好きで家庭的。
妻とは同志愛で結ばれている。
経済的に余裕がない。
規則的に帰宅できる仕事や、出張のない仕事に就いている。
潔癖症なところがある。
妻に家計を任せており給料を把握されている。
インドアの趣味が多い。
妻と一緒に楽しむ趣味がある。
資格好きでいつも資格試験の勉強をしている。
生活全般の変化を好まない。
といったところでしょうか。
ちなみに不倫と容姿はあまり関係ありません。
普通の清潔感と笑顔がある人なら不倫のチャンスはいくらでもあると思います。
意思の力で回避できる
更に、不倫しない男性の特徴として「意志が強い人」も付け加えたいと思います。
特定の女性に関心を持ちそうな予感が芽生えた時に、敏感に自分の心の動きを察知して、用心深くその状況を避けることができるということです。
不倫に踏み込んだ時に、失うものの大きさや、”一時期的な恋愛感情の火はいずれ消えて後悔するだけだ”ということへの想像力が働くのです。
つまり、冷静に将来の展望が描けるタイプの人といえるでしょう。
環境要因が一番大きい
そうはいっても、やはり一番の危険要素は環境要因だと私は思っています。
奔放な美女がたくさん周囲にいる(マスコミ芸能関係など)、単身赴任で自由時間がたくさんある、遺産が入り金銭的に余裕ができた、といった状況下で誘惑に負ける人がいることは事実。
不倫を撲滅する劇薬はありません。
しかし、毎日うがいや手洗いをし衛生に気をつけ、規則正しい生活や体力増強で抵抗力をつけることで、ある程度は風邪を予防できるのと同様に、夫婦のコミュニケーションを日頃から大切にしている人は危険を回避できる可能性が高いと思います。
”気付かぬうちにボタンの掛け違いになっていた”ということがないように、いつもお互いに関心を持ち愛情を確認しあうこと。
地味な方法ですが、それに尽きるのです。
※浮気防止関連の過去記事
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